寒ざらし「銀水」復活 6日、19年ぶり営業再開 [島原市]

寒ざらし「銀水」復活 6日、19年ぶり営業再開 [長崎県]
2016年08月05日 00時35分

201608050001_000_m 島原市の甘味「寒ざらし」を広めた店「銀水」(同市白土桃山2丁目)が6日、19年ぶりに営業を再開する。3日には改修を終えた店が関係者にお披露目された。寒ざらしの白玉団子を浸す特徴あるタイル張り水槽には湧き水が満たされ、往時の店内が復活。招待された地元住民は振る舞われた寒ざらしとともに、懐かしさを満喫した。

 「銀水」は、店主で名物おばあちゃんと親しまれた故・田中ハツヨシさんが営んでいたが87歳で他界。築100年を超える店舗を市が取得して整備した。営業スペースは木造2階建てのうち1階の約55平方メートル。湧き水の噴き出し口にあったピンポン球が回る仕掛けなど、可能な限り当時の内外装を残したという。同市地域おこし協力隊の杉山大介さん(30)、佳恵さん(29)夫婦が原材料を含め再現し運営に当たる。

 メニューは蜜で味わう寒ざらし(350円)やところてん(同)のほか、かき氷(400円)もある。3日に訪れた近くの森塚信子さん(80)は「ハツヨシさんは優しくて大好きだった。今日ここに来て涙が出た」と話した。

 無休。営業は午前10時~午後5時。徒歩圏内に駐車場がある。

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