森岳酒蔵が限定休憩場に 島原市

森岳酒蔵が限定休憩場に

moritake土日祝日限定の休憩所として再開する準備をする下田さん(左)と三原さん=島原市、森岳酒蔵

 島原市森岳商店街の有志が9日から、築100年以上の森岳酒蔵(上の町)を土日祝日限定の休憩所として再開する。1年前までは常設で運営していたが、資金不足もあり閉鎖。歴史の街島原の遺産を生かしてにぎわいを取り戻そうと、アイデアを出し合いながら準備を進めている。

 森岳酒蔵は1906(明治39)年に建造された国の登録有形文化財(文化財名・宮崎商店焼酎蔵)。同商店街が国や県の補助金を活用して従業員を雇い、常設の休憩所、観光案内所として運営してきた時期もあったが、昨年3月で終了。昨年度はイベント時だけ利用していた。

 同商店街の松坂昌應会長の再開の呼び掛けに、電器店の三原博さん(42)が「観光客に長くとどまってもらうために何かしたい」と賛同。和菓子などの製造も手掛ける牛乳店の下田純三さん(40)を誘い、本業の合間を縫って準備を進めている。

 「城下町散策の後はやっぱり団子が合う」と下田さん。休憩所内では団子やどら焼き、甘酒など和風の飲食物を中心に販売予定だ。団子はその場で焼いて提供。島原名物にちなんで「焼き寒ざらし」と名付けた。どら焼きの中身はチョコレートやキャラメルクリームを使い、若い人にも喜ばれる商品作りを目指している。このほか島原の土産品も取り扱い、弓道体験もできる。

 下田さんは「観光客をもてなし、最終的には島原の活性化につなげたい」と意気込んでいる。

 営業時間は午前10時~午後4時。

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