毎日農業記録賞:喜びの声 高校生部門優秀賞に島原農3年・林田さん 県産バレイショで菓子商品化 /長崎

毎日農業記録賞:喜びの声 高校生部門優秀賞に島原農3年・林田さん 県産バレイショで菓子商品化 /長崎
毎日新聞 2015年11月05日 地方版

top_img[1] 第43回毎日農業記録賞(毎日新聞社主催、農林水産省など後援、全国農業協同組合中央会など協賛)で、県立島原農業高校3年、林田圭夏さん(18)が高校生部門優秀賞に輝いた。また、同優良賞には県立諫早農業高校2年、浜本恵さん(17)が選ばれた。林田さんに喜びの声を聞いた。

 ◇「企業や地域の人に感謝」

 「みんなで商品を完成させ、頑張ってきたことが認められた。手伝ってくれた企業や地域の方たちにも感謝したい」と喜ぶ。

 県が2009年に開発したバレイショ「ドラゴンレッド」を普及させようと、部活動でドラゴンレッドを使った菓子開発に取り組んだ。表面の2層のクリームで「ジオパーク認定された島原半島の地層をイメージした」モンブラン風のカップケーキが14年10月、雲仙市の菓子店との共同開発で商品化された。

 学校では生活福祉科に所属し、将来の夢は言語聴覚士。人と関わるのが好きで、地元の農産物を加工して商品化する食品加工部に入部。1年生の春から栽培にも携わり、クッキーやパウンドケーキなど16種類の加工品にし、甘さなどを変えて計約170通りを試作。学校の農業祭などでアンケートを取り、6種類を完成品に。その一つが菓子店主の目に留まった。

 賞味期限を定める品質調査や成分表示のための成分調査も実施。「消費者の安全確保のため、さまざまな工程があるのに驚いた」。栽培も経験し農家の大変さにも思いが至ったという。「将来は地元で仕事がしたい。豊かな自然に恵まれた島原が好きになったから」

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