消防指揮車を道の駅に 雲仙・普賢岳災害で使用

消防指揮車を道の駅に 雲仙・普賢岳災害で使用

2017年12月14日

道の駅に展示された消防指揮車

雲仙・普賢岳の噴火災害時に旧深江町(現・南島原市)消防団の車両として被災地で使用された消防指揮車が南島原市の道の駅「みずなし本陣ふかえ」で展示されることになり、13日、現地で贈呈式が行われた。

車両は1991年8月、当時の深江ライオンズクラブが約500万円で購入し、深江町に寄贈。火砕流や土石流が発生する中、災害現場の見回りや巡回監視などの活動に使われた。

今年8月に役目を終え、廃車されることになったが、「噴火災害の記憶を後世に伝えるために残したい」と、深江布津ライオンズクラブが同市から車両を引き取り、道の駅に寄贈。約230万円をかけて展示用の車庫なども整備した。

式には同市の消防団員や、噴火災害当時、深江町消防団長として指揮車を運転した同市商工会の石川嘉則会長(78)らが出席。石川会長は「悪路が続く災害現場での活動は大変だったが、指揮車が導入されて行動範囲が広がった。展示することで、自然災害について考える機会が増えればうれしい」と話した。

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