農園に咲くモモの花見ごろ 南島原市深江町

農園に咲くモモの花見ごろ

frmShasin_Rmomobana桃の花を楽しむ観光客=南島原市深江町

 南島原市深江町のハウス桃農家「福島農園」で桃の花が見ごろを迎えている。濃いピンクのかれんな花がハウス内をトンネルのように覆う。無料で一般にも公開している。15日ごろまで楽しめる。

 早生(わせ)品種の「ちよひめ」や「日川白鳳」、「あかつき」の3種類計約320本をハウス21棟(約5500平方メートル)に植栽。例年より10日ほど遅い2月28日に開花した。今月10日ごろまでミツバチによって受粉させた後、摘花や摘果などを続け、5月中旬から収穫が始まる。

 代表の福島敏郎さん(67)は葉タバコ栽培や畜産を営んでいたが、雲仙・普賢岳噴火による1991年9月15日の大火砕流で自宅や畑などを焼失。仮設住宅で避難生活を送った。96年に自宅を再建、2001年ごろから桃を育て始めた。

 一般公開は「生産者の顔が見える農園に」と初めて実施。福島さんは「花見やピクニックで気軽に訪ね、楽しんでほしい」と話す。ハウスを訪れた島原市下宮町の自営業、荒木良憲さん(66)は「きれいで立派。よく妻らと季節ごとに花々を見に出掛けるので、良いスポットが一つ増えた」と話し、妻や友人と弁当を囲んだ。

 ハウスは旧大野木場小そばにあり、地図をフェイスブックに掲載。問い合わせは福島さん(電090・1871・8341)。

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