香港で「島原フェア」開催

香港で「島原フェア」開催

20151107simabarafea島原市の特産品の販売ブースに集まる客=香港、イオンコーンヒル店(島原市提供)

 島原市は10月15~28日、初の海外物産展「島原フェア」を香港の大型スーパーで開催。出品した業者も現地を訪れ、問屋との商談会を行った。市は見つかった課題に対応しながら、今後の継続的な輸出を促したい考え。

 イオンが香港で展開する13店舗の中で最も売り上げが多いというコーンヒル店で24業者が94品種を販売。市が「島原スペシャルクオリティ」として認定するブランド品を中心に、野菜や果物などの農産品や水産加工品、カステラなどの菓子、そうめんなどの食品ほか、手拭いや和ろうそくなどの工芸品が並び、食品の試食販売などを実施した。

 22日には現地でオープニングセレモニーもあり、古川隆三郎市長らがテープカット。出品業者のうち14社の関係者が現地を訪れ、生鮮食料品や加工品を扱う問屋やレストランの関係者を招き、意見交換や商談会を行った。

 市しまばらブランド営業本部の武長道雄本部長によると、継続的な輸出に向けた課題として、一つは菓子などの加工品で、日本より長い180~240日の賞味期限が求められた。また食品の規制基準の違いで、原材料を変更しなければならない食品もあった。野菜は香港に届く日数を見越して、日本で販売するときより早く収穫しなければならないが、品質低下につながらない工夫が必要という。

 武長本部長は「今回のフェアで、各業者が自社製品が香港で通用する、しないを判別できたのは収穫。いくつか引き合いも来ており、イオンで買い物をするような中間層をターゲットに継続的な取引につながれば」と期待を込めた。

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